2018年 01月 15日
落語の話 ちょっとながいよ
母ちゃんがここら辺に来たのは十数年前。ここら辺は米朝さんの生まれたとこなんやて。大好きなラジオも落語がきける。縁があったんやな。
落語にはいろんな人がでてくる。
なまけもの、浮気者、盗人、、、、死んだ人も。
でもね、どんなひとが出てきてもみんな許される。
これは絵本と一緒やと思うんや。
落語なんか難しいこともなんもない。学ぶものは聞いた人次第。
どんなえらいひとも、どんな貧しい人も、みんな何かを許しあって生きている。
全部いい人も、全部悪い人もおらん。
みんな、誰かに許されて生きていける。
これを忘れると、とてもつらくなる。くるしくなる。
自分が許されていることを、忘れずにいられたら、誰かを許すことができる。
楽に行きて行くために、落語があるとすくわれる。
けちの母ちゃんのために、今日は米朝さんの始末の極意でも耳元でないたろか。
by hihimahi
| 2018-01-15 22:46
| コザクラインコ